千葉県白井市のビオトープ『まどかガーデン』

まどかガーデン全体図

まどかガーデン観察会

6月1日は今年度はじめてのまどかガーデン観察会。
講師は生きものの専門家で、まどかガーデンの造成からずっとお世話になっている、BiotopGuild代表の三森さんです。
190601_ (1).jpg生きものが賑わってきた初夏のガーデン。
梅雨を間近にアジサイの花も咲きはじめます。
190601_ (5).jpgまずはご家族全員で、フィールドビンゴ。
五感を使って、ガーデンの色んな自然を探します。
お父さんお母さんと一緒に協力したり、子ども達だけで挑戦したり、みんな真剣な眼差しでした。
190601_ (4).jpg190601_ (3).jpg190601_ (2).jpgフィールドビンゴが終わったら、各ブースを好きなタイミングで回ります。
池の生きものを捕ったり、観察したり。
190601_ (11).jpg190601_ (12).jpgアロマオイルで虫よけスプレーを作ったり、ドクダミティンクチャーの作り方を教わったり。
植物の効能が凝縮されたアロマオイルを使うことも、雑草として抜かれることが多いドクダミを活用することも、暮らしの中に自然の恵みを活かせる手軽な方法です♪
190601_ (10).jpg190601_ (9).jpgお気に入りのお茶碗を選んで野点をして、お抹茶のお作法を体験したり。
190601_ (13).jpg190601_ (14).jpg幼稚園からは6月の和菓子の水無月を作り、召し上がっていただきました。
どくだみ100%のお茶の味見も。
190601_ (6).jpg190601_ (7).jpg190601_ (8).jpgあっという間に2時間が経ってしまいましたが、身近な自然に触れ、楽しくのんびりと過ごすことができました。
お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

また、三森さんをはじめ、いつもスタッフとしてたくさんの力を貸してくださるビオトープ管理士の皆様に、心より感謝いたします。

次回の観察会は11月、秋の稔りに感謝する収穫祭です。
よろしければぜひお申込みください!
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田んぼの代掻き

5月23日、年長さんが田んぼの代掻きに出かけました。
冬の間休んでいた田んぼの土は固く、水を入れて掘り返しても大きな土の塊がごろごろ残ります。
190528_ (5).jpg稲の苗が根を伸ばす柔らかい土になるように、裸足になって準備をして田んぼの中へ。
転ばないようにバランスを取りながら田んぼの中で足踏みをして、土の塊をほぐしていきます。
柔らかい土の感触をたくさん味わいました。
190528_ (1).jpg190528_ (3).jpg190528_ (2).jpg190528_ (6).jpg年長さん全員が代掻きを終えた頃には、田んぼの土はとろとろに。
6月の田植えに向けて、無事に田んぼの準備が整いました♪
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木登りの木を園庭へ

ゴールデンウィークのお休みの間、まどかガーデンと園では木登りの木の移植とつき山作りをおこないました。

これまで何百人もの子ども達が枝に触れ、新しい一歩を踏み出し、まどかガーデンのシンボルのような存在だった木登りの木。
作業1日目は、木登りの木の根元を掘り、引き抜き、根巻きをします。
190507_ (1).jpg190507_ (2).jpg作業2日目、土から離れて一晩過ごした木は、トラックに乗って園庭へ。
大きなクレーン車で園庭の中に降ろし、植えるための穴を掘り、つき山の赤土も運び入れます。
190507_ (3).jpg190507_ (5).jpg木登りの木が園庭の真ん中に植えられ、つき山の土を固めます。
突然の大雨に見舞われながらも、齊藤造園土木の職人の皆様により、作業は手際よく進んでいきました。

まどかガーデンの10年を支えてきてくださった皆さんの想い、そして子ども達が築いてきた大切な経験と思い出を、園庭に繋げていく第一歩。
しっかりと園庭に立ち、柔らかい雰囲気ですぐ景色に溶け込んだ木登りの木が、まどか幼稚園のこれからを見守ってくれているように思えます。
190507_ (7).jpg190507_ (6).jpg長いお休みが終わり、久しぶりに子ども達が登園した5月7日。
つき山に登ったり、土管をくぐったり、木登りの木を見上げたり、いつもと変わらず好きな遊びに熱中したり...早くも築山の土で新しい遊びも生まれていました。
190507_ (8).jpg190507_ (9).jpg190507_ (11).jpg190507_ (10).jpgこれからゆっくりと、ひとつひとつ、子ども達主体の保育のための環境を作り上げていくには、職員だけではなく皆様のご協力が必要なことがあるかと思います。
その時にはぜひ、力をお貸しいただければ幸いです。

年長さんの春の遊びと田んぼの準備

4月23日、新しく年長になった子ども達が、進級してはじめてのガーデンへ出かけました。

ガーデンは春の陽気で、明るくぽかぽか♪
もうバッタはいる?カナヘビは?花は咲いているかな?と、冬に出会えなかった生きものとの再会を期待する言葉がいくつも出てきます。
190425_ (3).jpgまずは集合して、これからはじまるガーデンでのお米作りのお話。
今年も田んぼで稲を育てられるように、5月から幼稚園で苗作りをおこないます。
その苗を作るために必要な赤土を、どろんこ広場から掘ってバケツに入れました。
190425_ (1).jpg土の用意が終わったら、タンポポの綿毛を飛ばしたり、花を池に浮かべたり、木登りをしたり、草の中に潜む虫を真剣に探したり。
190425_ (4).jpg190425_ (5).jpg190425_ (8).jpg190425_ (9).jpg池にはヒキガエルのオタマジャクシ。
網は使わずに、子ども達それぞれ工夫しながら捕獲に挑みます。
一匹ずつ大切にすくって近くで観察してみると、変態が進み、小さな後足が生えているオタマジャクシも見つかりました。
190425_ (2).jpg190425_ (7).jpg190425_ (6).jpg短い時間でしたが、春のガーデンを楽しみました♪

バケツいっぱいの重たい土は、お友達で声をかけ合って協力して運び、バスに載せて幼稚園へ。
持ち帰った土は容器に入れて肥料を混ぜて、5月からの苗作りの準備を整えます。
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