千葉県白井市のビオトープ『まどかガーデン』

まどかガーデン全体図

草刈り中に出会う虫たち

草刈りをしていると、草の中からバッタ達が次々と飛び出します。
150918_1.jpgまだ幼い緑色のツチイナゴ。
草の生い茂ったガーデンで、草食の虫達がたくさん育ったのでしょう。

セセリチョウの幼虫も隠れています。
DSC_0062.jpgそして草食の虫を食べるオオカマキリが何匹もガーデンに住み着いています。

気配を消すオオカマキリと、気付かず飛んできたショウリョウバッタ。
両者ともに草に紛れるいい色をしていました。
150918_2.jpgオオカマキリと同じく、たくさんの虫を食べるトンボ達も、ガーデンの上空をたくさん飛んでいます。
150918_3.jpgチョウやガ、ハエなど、飛ぶ虫も豊富だということでしょう。

暮らしを脅かして申し訳ない気持ちになりますが、黙々と草刈りを進めます。

頭を垂れる稲穂

ガーデンの田んぼの稲が、どんどん生長しています。

8月27日、すっと真っ直ぐ伸びていた稲穂が...
150917_1.jpg9月11日には、頭を垂れるほどに。
150917_2.jpg運動会が終わり、子ども達がまたガーデンに来れるようになる頃には、さらに実り豊かになっていることでしょう。

大きくなる稲の力、稲を育てる自然の力、すごいですね。

石窯づくり⑧:外壁の仕上げのセメント塗り

たくさんの方にお力添えいただき、作り進めてきたガーデンの石窯。

新学期がはじまって早速ご父母の皆様にお手伝いの募集をさせていただき、9月14日に最終工程「仕上げのセメント塗り」をおこないました。
150915_1.jpgまずはセメントと水を混ぜ合わせます。
お父様が大活躍。緩さの調整も手慣れてきます。
150915_2.jpgセメントの準備ができたら、左官ゴテを使い、石窯の全体に塗っていきます。
常連のお母様が何人もいらっしゃるため、詳しい説明をしなくても作業はテキパキと進んでいきます。
さすがです。
150915_3.jpg150915_4.jpg少し歪んでいた形も、左右対称となるように塗り込んでいただきました。
皆様が丁寧に整形してくださった石窯...完璧です!
150915_5.jpgセメント塗りの後は、草抜きのお手伝いもしていただきました。

夏の間にぐんぐん伸びた植物たち。
どこを歩いていいかわからないほど生い茂りました。
150915_0.jpg大部分は草刈り機で刈り払うのですが、作物を育てている畑の中や、レンガを積んでいる花壇、子ども達が遊ぶどろんこ広場に生えた植物は、手作業で抜かなくてはなりません。

やはりお母様方の仕事は早く、みるみるうちに大量の草が抜かれていきます。
150915_16.jpgお父様には、この夏に新調した草刈り機を使っていただきました。
150915_14.jpg1時間半ほどご協力いただき、見違える光景となりました!
150915_6.jpg150915_7.jpg150915_8.jpg150915_9.jpg150915_10.jpg150915_11.jpg150915_12.jpg150915_13.jpg秋晴れで風は気持ちいのいい1日でしたが、日差しは強く、楽な作業ではなかったのですが、皆様最後までとても協力的に取り組んでくださいました。
本当にありがとうございました!
150915_15.jpg石窯はこの後、保育の中で子ども達と飾りつけをして、完成になります。
11月の観察会でお披露目したいと思いますので、楽しみにしていてください♪

ガーデンの成長期

夏休みが明け、暑さが少し和らいできました。
子ども達がお休みの間、ガーデンの植物は勢いよく伸び、生い茂りました。

稲も大きくなり、元気に花を咲かせています。
150902_0.jpg稲をよく見ようと田んぼにさらに近付くと、水の上にはアメンボ。
150902_2.jpg稲と稲の間や、田んぼの周りの草むらには、イトトンボ。
150902_1.jpg150902_5.jpg稲を含む、イネ科の植物に卵を産むイチモンジセセリもたくさん飛んでいました。
150902_3.jpgそして低木の上には、狩りをするハラビロカマキリ。
150902_4.jpg茂みは隠れ家やエサとして利用され、植物の生長とともに生きもの達も大きくなり、顔ぶれや暮らしぶりも変わっているようです。