石窯づくり⑦:外壁のコンクリート塗り
いよいよ前回までにできあがった外壁のラス網を張った基礎の上にコンクリートを塗っていきます。
まずはいつものように作業の説明をすると早速に作業にとりかかります。
今回は大量のコンクリートが必要になるということで、なんと。
石窯の基礎作りも手伝ってくださったお父様にお願いをして、コンクリートを混ぜるミキサーを貸していただきました。
これで作業効率が格段にUPしました。ありがとうございました!
できあがったコンクリートをさっそく手分けして塗っていきます。
しかし、曲線の網の上からの塗りつけということで、以前までの塗りつけよりも難易度が高くなかなかうまくいきません。
とくに後ろと側面の部分は傾斜がきつく、コンクリートの抑えが効かず塗ったそばからはがれてしまうという状況です。
それでも試行錯誤を繰り返しながら、こつこつと作業を進めていきます。
入り口付近は隙間なく蓋をしっかりとおさめるために繊細な作業が求められます。
ああでもないこうでもないと工夫をこらしながら作業を進めること3時間ほどで、ほぼドーム状にコンクリートを塗りつけることができました!
このあとの作業で断熱材を流し込むための窓を開けておきます。
ここまできたらあと一息です!最後に表面をきれいに左官で整えていきます!
すこしゆるめに練ったセメントをきれいに伸ばして塗りつけていきます。
上部もぬかりなくきれいに整えていきます。
そして最後に入り口付近を丁寧に調整していきます。
そして作業開始から4時間ほどでついに完成!炉をしっかりと覆う頑丈な外壁ができました!
何度もお手伝いにご参加いただいたお母様方も多く、効率と手際の良さに助けられながら最後まで安心して楽しく作業をすすめることができました。
ここまでくれば石窯の機能も8割は完成です!!
ここまでお手伝いいただいたたくさんの皆様本当にありがとうございました!