2月から、春に向けてゆっくりと変化していたまどかガーデン。3月のあたたかさで日毎に様子が変わり、いよいよ春が訪れました。ヤナギのふわふわの蕾は次々と花開き、満開に。春の強い風にのって花粉が舞っていきます。オオイヌノフグリやホトケノザ、ミミナグサも花を咲かせて、ハチやアブ、ハエがやってきます。シジュウカラも賑やかにさえずりはじめました。ヒキガエルも春に気付いて目覚めたようで、土の中、落ち葉の下から次々と顔を出します。そして池に入り、たくさんのオスがメスに卵を産んでもらうためにカエル合戦。数日後にはヒキガエルの姿は見えなくなり、数えきれない程の卵が残っていました。
2月の終わり、年中組の子ども達がまどかガーデンへ出かけました。まだ冬の景色に見えますが、一番寒い時期は過ぎ、あたたかい陽ざしが届きます。ひっそりと冬を越していたクビキリギスを見つけたり、突然出会うナメクジに驚いたり、レンガの下の生きものを探したり。池の中にもたくさんのヤゴや、コオイムシが隠れていました。遊びの時間がはじまってすぐ、開けた場所に出来ていた小さいレンガの壁。その後、レンガはウッドデッキの上に集まり、子ども達も集まり、レンガの家が出来上がりました。短い時間でしたが、他のクラスのお友達ともたくさん関わりながら、それぞれの遊びを深めました。