千葉県白井市のビオトープ『まどかガーデン』

まどかガーデン全体図

まどかガーデン観察会

3月3日のひなまつり、今年度最後の観察会をおこないました。

講師はBiotop Guildの代表、生きもの専門家の三森典彰さん。
三森さんは首都圏の学校ビオトープの造成・管理や小学生向けの授業、自然体験イベントの企画や運営、企業のCSR活動や動植物の自然環境調査など多岐にわたるお仕事をされていて、まどかガーデンの造成をお願いした時から今日まで、講師として観察会を盛り上げてくださっています。

ガーデンの中に小さなブースがいくつも用意され、ぽかぽか陽気の中プログラムがはじまりました。
180303_ (1).jpgこの時期の定番は木の実のクラフト。
今年もスタッフの遠山さんが色々な種類のどんぐりを、この日のために集めてくださいました。
木の実が並ぶだけで子ども達も大人も不思議とわくわく...
ひなまつりに合わせて木の実のおひなさまもできあがりました♪
180303_ (9).jpg180303_ (2).jpgBiotop Guildの農業プロジェクトのブースでは、山本さんが育てて調理した冬が旬のキクイモの試食と、農薬を使わずに育てたみかんとぽんかんの陳皮を入れた紅茶作り。
栄養価の高い農作物として、また野生化した外来種として2つの側面があるキクイモの話や、柑橘類に使われる農薬の話などをはじめ、食に関する話題が尽きません。
180303_ (13).jpg180303_ (7).jpg生きもの観察では、ビオトープ管理士の小沢さんと武田さんから生きものの捕り方から観察のコツ、小さな水生生物それぞれの特徴や暮らしについて教えてもらいました。
180303_ (6).jpg180303_ (8).jpgひなまつりのおやつは、おひなさまの三色甘酒。
まどか幼稚園で育てている稲のふるさとである、宮城県田尻の雁音米で作った甘酒に、ピンクと黄緑の白玉をそえました。
春のはじまりを彩る3色で、春の到来を喜びます。
180303_ (10).jpg180303_ (12).jpg180303_ (11).jpg終了後にはランチタイム。
プログラム中から火をおこして石窯をあたためて、参加者の皆さんと野菜やピザを味わいました。
180303_ (4).jpg観察会を支えてくださっている三森さんはじめスタッフの皆様、お集まりいただいたご家族の皆様、楽しい春の1日を誠にありがとうございました!

来年度、第1回目の観察会は6月の予定です。
新緑が茂る初夏の頃、生きもので賑わうガーデンできせつの体験をお楽しみいただければと思います。
180303_ (3).jpg

前の記事へ
次の記事へ