石窯づくり④:炉の内枠の手直し
2020.05.29 Fri | 11:35
さて、今回は残念な作業です。前回までに完成した石窯の炉の写真を、石窯を指導してくださっている先生(須藤さん:のちに登場します)に見せたところ、炉の口の部分と最長部の高さが高すぎるということで、このままだと炉内の温度がうまく上がらない可能性があることをご指摘していただき、急遽炉のサイズを調整する作業を行いました。
前回の作業が過酷だっただけにこれを崩すというのは苦渋の決断でしたが背に腹は代えられず、ひと思いに炉を打ち崩し、上部を削っていきます。
前回までにつくった炉がしっかりとできていたために、上部を削る作業は思ったほど大変な作業ではなく、スムーズに修正することができました。
一度石膏をはがして、炉の口の部分を高さ25センチ、幅を55センチまで縮めます。
そして修正した炉を改めて石膏で固めていきます。
そして、このあとこの炉の周りに塗る耐火セメントの厚さの目安になるように、5cmほどの竹ひごを炉の周りに刺しておきます。
炉のサイズの修正作業が完了しました!