石窯づくり③:炉の内枠づくり
今回の作業は炉の内枠作りです。
石窯の食べ物を焼く部分(炉)の内側を、土でまず形を作っていきます。
土だけを詰め込んでしまうと、それを掻き出す作業が大変なので、
今回はまず土嚢に木っ端を詰めて、その周りに土を固めていく方法で炉の形を形成することにしました。
まずは作業の作戦会議です。模型を使って完成イメージを共有します。
とにかく今回の作業は大量の土を使います。まずは一輪車で土を運びます。
運んだ土に水を混ぜて練っていきます。
その土を、真ん中においた土嚢にそって丸くドーム型になるように盛っていきます。
土がこぼれるのを防ぐために、段ボールで土留めをつくり土を盛っていきます。
ある程度形が整ったら、一度新聞紙を貼り、土の水分を吸い出します。
水分が抜けてくると炉の形がだいぶ整ってきました。
でこぼこの表面を手できれいに整えていきます。
ある程度凹凸がなくなり、表面がきれいになってきたらこの形を固めるために、周りに石膏を塗っていきます。
ここでもまた左官作業で石膏を整えていきます。
石膏できれいに形を整えたら炉の完成です!
蓋を外すときれいな炉ができました!写真にするとあっというまですが、6時間以上に及ぶ大作業でした。
お手伝いいただいた皆様本当にありがとうございました!