卒園児ご家族向け観察会
5月23日、卒園児のご家族を対象とした観察会をおこないました。
今回は在園児向けの観察会の講師をお願いしている三森さんが主催となり、本格的な管理作業です。
1つ目は、田んぼの防水シートの補修。
6月下旬に田植えをおこなえるよう、幼稚園で子どもたちが稲の苗を育てているところなのですが、田んぼの防水シートに穴が開いてしまい、このままでは田んぼに水を張ることができないのです。
穴をふさぐには、まずシートを一度地面から持ち上げて、裏から穴を覆える大きさのシートを接着させます。
土を厚めにかぶせ、子どもたちにぐるぐる走り回ってもらい、土を固めます。
同時に土手の植物の管理も。
イネ科植物の根は強く、シートを貫通してしまう可能性があるため、根から引き抜きますが、その他の植物の根は田んぼに土が流れ落ちないよう土手を固める役割を担っているため、抜かずにカマで刈り取ります。
最後に少し水を溜めて・・・皆さんの手際の良さのおかげで、田んぼの修復が完了しました!
2つ目は、池の泥上げ。
造成から5年が経ち、少しずつ水底に泥が溜まり水深が浅くなっていたので、池の周りに泥を上げていきます。
ここでも同時に土手の植物の管理です。
水草が繁っている部分から土が露出している部分へ植物のイを移植し、大きくなったヤナギの木の剪定もおこないました。
そして池の泥上げ作業も無事完了!
水の量は変えていないのですが、水面が広くなったように見えます。
あずまやでお昼ご飯を食べてから、最後はお茶の時間。
5月は新茶の時期ということで、用意してくださった狭山茶と知覧茶の新茶や玉露を楽しみました。
子どもたちはいつのまにか、どろんこ広場で全身泥だらけ。
まどかガーデンに小さな2つ目の池ができあがっていました。
お越しいただいた皆さん、開催してくださった三森さん、ありがとうございました!