千葉県白井市のビオトープ『まどかガーデン』

まどかガーデン全体図

まどかガーデンから大切なお知らせ

~まどかガーデンから大切なお知らせ~

まどかガーデンは昨年平成30年、10周年を迎えました。

10年前、何もない更地だったこの場所に、みんなで植えたレイランディは
当時まだ腰よりもすこし高いくらいでした。

小さな若木はぐんぐん育ち、
今では隣の民家の屋根を超えるほどに大きくなりました。
手入れをするたびに、その成長に時間の流れを感じます。

小さな空き地に、池ができました。
今では、たくさんの生き物が集まってくる、地域の生き物の大切な住みかです。

木登りの木が植えられました。
よく晴れた日にはスカイツリーも見えます。

田んぼができました。
雁の音響く宮城県からきた、想いのこもったお米を育てています。

畑ができました。
自分の手で育てて、はじめて野菜を食べられるようになった子もいるようです。

どろ遊びのコーナーができました。
ここからたくさんの宝物がうまれました。

石窯ができました。
上手にピザが焼けるようになるまでたくさん失敗もしました。

あずま屋もできました。
雨の日も晴れの日も、子どもたちを守ってくれました。

そのひとつひとつが、たくさんの人たちの「手」でつくられました。
多くの人の想いが詰まったまどかガーデン、
ガーデンに関わった、子どもたち、お父さん、お母さんたち、一人一人の
顔がしっかりとおもいだせるくらいに語りつくせぬほどの思い出や笑い話がたくさんあります。

この年月の中で、たくさんの人に支えられながら、少しづつ形を変えてきたまどかガーデンは、
皆さんの温かい想いの中で、まどか幼稚園の保育の大きな柱になりました。

ここまでガーデンをつくってきてくださったみなさんに本当に感謝気持ちでいっぱいです。

そして、そんなまどかガーデンですが、令和元年、さらなる飛躍をするために生まれ変わろうと思います。

まどか幼稚園は2019年より、一斉保育から少しづつ自由保育へ移行していこうと思っています。
より子どもが主体の保育へ、遊びを中心とした保育へ向けて環境を整えていきたいと思っています。

そのまどか幼稚園の大きな保育の変革の中に、まどかガーデンで10年間育ててきた経験や想いを、
より子どもたちの日常に近いところにもってきたい、
まどかガーデンの中で毎日を過ごしていきたいという思いから、
まどかガーデンを、幼稚園の園庭にもってきたいと思っています。

みなさんの「手」でつくり育ててきた想いは、できる限り、いまあるままに園庭へ移設をします。
そしてこれからまた、みんなの「手」で、まどか幼稚園の未来を創っていきたいと思います。

あの場所で生まれ、育ててきたガーデンに一度幕を下ろし、
園庭に移すということはとても大きな決断で、
いままで関わってきてくださった方々の顔を思い浮かべ、
感謝の気持ちと、寂しさと、たくさんの気持ちがこみあげてくるのですが、
その想い一つ一つを大切に、
しっかりとまどか幼稚園の保育の真ん中に灯せるように、精一杯努めたいと思います。

今後令和元年1年をかけて少しづつガーデンの移設作業を行います。

また多くのご協力が必要なことがあるかもしれません、その時にはぜひお力をお貸しいただければ幸いです。
その詳しい予定や今後の流れなど、改めてこのホームページなどを通してお伝えしていきたいと思います。
何卒ご理解ご協力をいただけますようお願い申し上げます。

まどか幼稚園



前の記事へ
次の記事へ