まどか池では、幼稚園の周辺にある池や田んぼから採取した植物を植栽し、地域の生きものが住みやすい環境を整えることで、もっとも多く失われてしまった浅瀬や水辺の生きものたちのあつまる池を造成しました。
いまでは、季節によって30種類近い水辺の生きものやトンボが集まるようになりました。池のなかにはヤゴも暮らしています。保育のなかで定期的に季節の生きものを観察し、“生きものの気持ち”になって暮らしやすい環境を整えることで、子供たちの自然への関心を高め生きた体験のできるきっかけになれたらと願っています。そして、家族で参加できる観察会を年に３回開催し、ご父母のみなさまと一緒に池の管理造成を行うことで家族が一緒に楽しめるような環境作りを考えています。